クールダウン

 運動後のクールダウンは、準備運動と同様に重要です。

 運動後は疲労感が残り通常通りの反応が起きにくい状態です。それに加えて運動の負荷や衝撃も身体の各部に残っています。こうした状態がスポーツ障害の原因になるのです。

 このため、準備運動と同様にクールダウンもスポーツをする方には必要不可欠なのです。

 クールダウンの目的は、身体に溜まった疲労を軽減し身体の故障を予防することです。

札幌こども運動後のクールダウン1

 多くのスポーツは、全身の筋肉を隈なく使うことは滅多になく、腕や脚などの一部の筋肉を酷使する性質を持っています。

 運動で酷使された部位には疲労物質が蓄積され、ある部位のみに溜まってしまった疲労物質は、クールダウンを行うことで全身に均等に配分されて、疲労度合いを分散し小さくすることができます。

 クールダウンの目的は、疲労そのものを完全に無くすことではなく、疲労物質を拡散して、運動で酷使した部位の疲れを軽減することなのです。そのため、クールダウン後は休息を十分にとることも重要です。

 クールダウンは、ただ運動をすればよい訳ではなく、身体を安静に保ちつつ冷却し、筋肉の熱りを沈める必要があります。

 運動を伴うクールダウンを行う場合は「可能な限りゆっくりと運動する」ことが重要です。

 疲労物質を増やさないように運動することで、血行を促進し、拡散を進め疲労を和らげるのです。クールダウンに最適な運動としては、ストレッチや軽いジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動があります。

 注意点は、疲労を軽減するための運動なので力いっぱい行ってはいけません。軽く流す程度に抑えた上で、それぞれの運動を行うのが正しいやり方です。

 氷や冷却剤を使って筋肉を冷やす場合は、長時間冷やし過ぎると、凍傷を起こし筋細胞の劣化と破壊をしてしまうので注意をしてください。

 

札幌こどもスポーツ障害