捻 挫

 捻挫は足首に頻発するスポーツ障害です。

 足首の関節可動域を越えると捻挫となり、日常生活でも起こりやすいのが特徴です。

 足首は、自重を支えられる強度を持っていますが、関節が解放した状態になっていると支えられる重量は極度に低下します。

 例えば、つまずいた拍子に体重が足首にかかり、関節の限界異常に圧力が加わることで靭帯が損傷して捻挫を発症します。

 足首には、大きく分けて外側に4本の靭帯、内側に1本の靭帯がありますが、重度の場合、これらの人体が断裂して、手術によってつなぎ合わせる場合があります。また、骨折の有無も調べる必要があり、決して楽観視してはいけない怪我です。

札幌こども捻挫1

 足首を捻挫した直後は立つことも困難で、数日すると捻挫した箇所とは違う場所に内出血が現れることがあります。

 捻挫をきちんと処置せずにいると二次的機能障害を起こしてしまう可能性もあります。

 発症時にギプスや包帯で固定することで不安定な関節を保護しますが、痛みを避けるために長期間継続してしまうと筋力の低下や可動域に制限が生じてしまうことがあります。

 この場合、歩行・走行時に疲れが溜まりやすくなるだけでなく、筋力低下してしまった筋肉を補うために他の筋肉に大きな負担が圧し掛かり、別の箇所で損傷を引き起こすきっかけになってしまうのです。

 逆に、処置を全くせずにいた場合は、足関節に緩みが生じ関節の不安定性が増してしまいます。こうなると日常的に痛みを感じるようになり、捻挫が習慣化する恐れもあります。

 捻挫を起こしやすいスポーツは、サッカー・陸上競技・スキーやスノーボードなどが挙げられます。スキーやスノーボードの場合は足が固定されているため、足首への負担が非常に大きく、転倒時に手で身体を支えて手首も捻挫してしまうこともあります。

 捻挫の予防は、それぞれのスポーツの正しいフォームを身に付けることが大切です。

 また、疲労が溜まっているときは身体のバランスが崩れていることが多いので、さらに注意が必要です。

 もしも、捻挫になってしまった場合は「RICE」に沿って処置を行うことが重要です。

R(Rest)安静

I(Ice)アイシング

C(Compression)圧迫

E(Elevation)挙上

 患部へのアイシングは15分程度に抑え、一度血行を戻すことが重要です。筋肉の冷やしすぎは凍傷などの二次障害の恐れがあるので注意が要注意となります。

 打撲が発生して4日を過ぎたならば、患部を温めて血行を促進し自然治癒を促します。この際、疲労物質や発痛物質などで循環が阻害されていることが多いのですが、専門施設での施術により回復速度は加速します。

 

札幌こどもスポーツ障害