突き指

 突き指は、指先に強い衝撃が加わることで、指の靭帯・腱や骨が損傷を起こす障害です。

 これは非常によく起きるスポーツ障害といえます。

札幌こども突き指1

 指先から根元までの縦軸に向かって力が加わることで起こり、捻挫の一種とされています。指は物を握り持つための構造上、横から受ける圧力には耐性がありますが、縦から受ける圧力には弱い性質があります。

 突き指はボールを扱うスポーツ(野球・バレーボール・バスケットボールなど)で頻出する障害です。特に野球のヘッドスライディングやバレーボールの回転レシーブ時に酷い突き指になること多いので注意が必要です。

 指が痛むだけではなく、指先が手の平側に強く押し込まれることで、指の骨全体がズレてしまうのです。場合によっては、指の腱が炎症や断裂の危険性があり、放置しておくと回復しないまま次の受傷となり、完治が困難になりかねません。

 突き指をした時に「引っ張ればよい」と思われる方がいらっしゃいますが、これでは指の骨の脱臼や腱の炎症を更に引き起こす原因になってしまうので厳禁です。

 突き指をした場合は、捻挫時と同様に「RICE」にしたがって処置を行ってください。

R(Rest)安静

I(Ice)アイシング

C(Compression)圧迫

E(Elevation)挙上

 患部へのアイシングは15分程度に抑え、一度血行を戻すことが重要です。筋肉の冷やしすぎは凍傷などの二次障害の恐れがあるので注意が要注意となります。

 打撲が発生して4日を過ぎたならば、患部を温めて血行を促進し自然治癒を促します。この際、疲労物質や発痛物質などで循環が阻害されていることが多いのですが、専門施設での施術により回復速度は加速します。

 

札幌こどもスポーツ障害